2012年7月4日水曜日

投資事業部門:To Do リストと時間資源配分

■ロングポジショニングのために

●新規調査

・高ROA企業ランキングのROA5%以上、ROE10%以上の企業の中から、今後増収増益が安定的に続き、ROEを維持しながらBPSを積み上げ続けられると見込まれるビジネスを仮リストアップする

・新聞、雑誌類の読み込み、仮リストアップする

・仮リストアップされた企業の中からPERが10倍以下の水準に落ちてきたものの年次報告書を読み込み、最終的な投資候補としてリストアップするにふさわしいかどうかを判断する

・ 株価がPER7倍を切ったあたりから、株価が上がらないように時間をかけて予算額まで買い始める。


●保持ポジションの管理

・原則としてポジションを取った銘柄は超長期で保持する。

・但し、明らかなアウトパフォームがあった場合(利益の向上ペースに変化がないのにPER40倍以上になった場合)やポジショニングの前提となった事実(継続的な高収益維持への期待を基礎づける事実)に疑義が生じた場合は、ポジションを解消する。

・ポジションを取った銘柄については、
①毎日、HPのIR情報を確認する。特に業績の下方修正に注意する。
②年次報告書は必ず熟読する。
③業界知識について調査する。同業他社で注目すべき企業であれば投資の可能性について考える。
④株主総会には参加する。
⑤月足チャート上の押し目(6倍、5倍、4倍→)やPER上の押し目が来たら適宜買い増す。
⑥月足チャートのチェックは毎月初めのみで良い。


■ ショートポジショニングのために

●新規調査

・チャート上、乖離率の高い物を常時ピックアップする。月に1度、75日線乖離率と25日線乖離率の上方への乖離が高いものの中から貸借銘柄を選び、リスト化する。

・高PBR銘柄ランキングから、チャート上不当に高値形成されていると思われる貸借銘柄を月に1度ピックアップし、リスト化する。

・今後の市場環境に鑑みたとき、この先少なくとも3年は減収減益が続きそうな企業をピックアップし、リスト化する。直近まで絶好調であった業界が世界経済の変調により急激に縮小する見込みである場合など、なお可。

●保持ポジションの管理

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