2012年1月9日月曜日

★業績予想の下方修正銘柄の空売り方法

・コンセプトは、「経営の悪い会社を高値で売る」につきる(但しショートで)。

・銘柄は、前に記したとおり、期末または中間の、経常利益の赤字転落があったものに限る。経常利益は赤転しておらず、何らかの理由で特別損失が発生し、純利益のみが赤転したものには手を出さない。

・取引時間中の発表、大引け後の発表を問わず、翌営業日の始値と終値を観察し、後者が高値である場合に、引成で発注。下方修正するような経営の質の悪い会社の株は本来なら下方修正発表前の高値で売りたいところであるが、それは無理なので、翌日パニック売りで下がりすぎたものをその価格で売ることを避ける意味で、発表翌営業日に反騰したものまたは始値と終値が同じであったもののみに限り、その価格で売る。

・理由のいかんを問わず、5営業日目の引成で必ず決済する。

・終値で5%の損失が出たら翌日の寄りで強制決済。

・ある程度の利幅を確保してから決済しないと、引成で決済した時に思わぬ高値で約定し、損失を出す恐れがあるし、「勝ち」のときの利幅をできるだけ大きくして平均リターンを上げる必要があるので、利益を小出しにして積み重ねていくよりもトータルでの利回りが小さくなると思っても、5営業日待つ。それ以上もっていても下落率は大したことがなく、むしろリスクが増えるだけなので、必ず5営業日で決済する。平均リターンは3%程度と認識する(概ね1週間で3%の感覚。)。

・最も大事なのは銘柄の選定と売建のタイミング。特に、下方修正発表翌営業日に値上がりして高値で引けたものに照準を絞ることが最も大事。

・この基準に沿うものは、概ね月に3~5銘柄出てくる。これに対して、1本の投資は売建後10営業日(2週間)で決済するので、1本の売建は投資総額の50%とする(自己資本の100%×2回転÷4銘柄)。

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