2012年1月18日水曜日

信用取引の取り組み方に対するアイデアのシミュレーション1

※下記いずれの方法でも10%の損失が出た時点で損切りする。 
※2012/1/18現在の集計データによる

■1 赤転予想発表の翌営業日の寄付で寄成の売りと買いを同額建てた場合

・初日に下がれば、売り建て分を引成で決済し利益確定(平均2.7%の利益)。
買建分は40営業日目に決済(平均4.4%の利益)。
・初日に上がれば(または動きなしなら)、売り建て分を9営業日の引成で決済(平均1.7%の利益)。
買建分は40営業日目に決済(平均12.2%の利益)


■2 赤転予想発表の翌営業日に始値に対して値上がりした時だけ引成で売り建て、5営業日目にどの銘柄も必ずドテン買いし、40営業日目に引成決済した場合

・売り建て分(平均2.2%の利益)
・買い建て分(平均12.8%の利益)
・計14.7%


■3 赤転予想発表の翌営業日に始値に対して値上がりした時だけ引成で売り建て、6営業日目にどの銘柄も必ずドテン買いし、40営業日目に引成決済した場合

・売り建て分(平均2.2%の利益)
・買い建て分(平均12.8%の利益)
・計14.7%


■4 赤転予想発表の翌営業日に始値に対して値上がりした時だけ引成で売り建て、10営業日目にどの銘柄も必ずドテン買いし、40営業日目に引成決済した場合

・売り建て分(平均2.4%の利益/10営業日)
・買い建て分(平均13.2%の利益/30営業日)
 ・計15.6%/40営業日

※ドテン買いの時期は、10営業日目に限らず、それより前に3営業日続けて売値よりも高い価格で価格が上昇し続け、損失が拡大した場合はその時点で行った方が良い。再び下げて売りで勝てる見込みは少ない。売りで利益が出ているときは10営業日目まで待ち、必ず10営業日目の引成で決済する。


■5 赤転予想発表の翌営業日に値下がりしたものを発表後10営業日目に引成で買い、40営業日目に引成決済した場合

・買い建て分(平均17.5%の利益/30営業日)

※その時点で1営業日目の終値よりも上がっていても下がっていても買ってよい。それによる傾向は今のところ見当たらない。
※参考:赤転予想は発表の翌営業日に値下がりしたものをその日の引成りで買い建て場合(平均12.8%の利益)、5営業日目に引成で買い建てた場合(16.6%の利益)


■6 赤転予想発表の翌営業日に値上がりまたは同額であったもののみ引成で買い、40営業日目に引成決済した場合

・買い建て分(平均8.4%の利益)


■7 売り建てで5営業日目終値で利益をだしたもの(値下がりしたもの)、損失を出したもの(=値上がりしてしまったもの)のみをそれぞれドテン買いした場合の40日後の利回り。

・利益を出したもののみを買い建てた場合(平均13.6%の利回り)
・損失を出したものを買い建てた場合(平均10.5%の利回り)
※区別しなかった場合、平均利回り12.8%
→よって、ここについては区別の必要はない。むしろ、売り建てで損失を出したものを取り返すことができなくなるので、買い建てた方がよい。


■8 売り建てで10営業日目終値で利益をだしたもの(値下がりしたもの)、損失を出したもの(=値上がりしてしまったもの)のみをそれぞれドテン買いした場合の40日後の利回り。

・利益を出したもののみを買い建てた場合(平均10.8%の利回り)
・損失を出したものを買い建てた場合(平均18%の利回り)
※区別しなかった場合、平均利回り13.2%
→よって、ここについては区別の必要はない。



★結論:現段階では、時間コストと利回りを考慮し、■4と■5を併用する

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