2011年12月12日月曜日

儲かるランディングページの作り方

ページの見方


このページの構成は、ランディングページの構成と同じように、上から順に記載しています。これより下は、ランディングページと同じ設計順になっているので、実際の制作時も、その順番を参考にしていただけると嬉しいです。

1.動機をつくる(キャッチコピーとビジュアル)


画面をスクロールしない範囲(ファーストビュー)で、閲覧者の心をキャッチすることはとても重要です。ここでしっかり動機付けができないと、残りの記載が見られることはないでしょう。
閲覧者は、何らかの解決したいことを持った状態で検索をしているのですから、それに答えられる商品・サービスという点をはっきり伝えましょう。後はそれにインパクトを与える工夫をします。具体的なライティング方法と、ビジュアルに関することは、下記をご参照ください。

2.アクションを促す(フォームへのリンク)


商品の説明をしていないのに、アクション導線を配置していいのかという質問をいただくことがありますが、ここのアクション導線は、購入させるために配置するのではありません。このページの最終ゴールを明示することにより、何ができる(何がしたいサイト)なのかを閲覧者に示す目的で配置します。
これによって、閲覧者がページに対してする理解を深めることができます。
アクション導線のデザインについてですが、暖色系の色を使い、他と比較して目立つ形にするのがいいでしょう。他と比較してというのは、ページ内の他のコンテンツの作りが四角形の時は、目立たせる目的で、ボタンを楕円にするなどのことです。
このアクション導線のデザインによって、コンバージョン率が変わることも珍しくありませんので、十分に注意して設計しましょう。また、ボタンに記載するコピーはできるだけ、具体的にされることを推奨します。「詳細はこちらから」というような、どのサイトでも使える、抽象的なコピーはお薦めいたしません。

3.メリットを想像してもらう(before/after)


購入後、どのようなメリットがあるのかを伝えることがこのコンテンツの肝です。一番分かりやすい例で言うと、エステ業界のbefore/afterの見せ方です。むっちりした足が、すっきりした足になる両方の画像が並ぶと、そのサービスの効果が伝わります。
見せ方としては、before/afterの他にも、事例ごとの紹介や、○○でお悩みの方というようなことができると思います。一度、自社に置き換えて考えていただけたら幸いです。

4.証明する(強み)


ここのコンテンツは、他社と比べた時の、自社の強みを訴求するコンテンツです。そして、上のコンテンツ(3.メリットを想像してもらう)で記載したことを達成するために、自社がしていることの証明でもあります。
例えば、発毛クリニックを営む会社を想定した場合のコンテンツは以下になります。
・○○大学と共同開発した、発毛を促進する薬剤
・頭皮にやさしい天然成分を配合したシャンプー
・長年のノウハウから生まれた、頭皮マッサージ
発毛という目的を達成するために、自社がしていること(できること)を列挙すると以上のような例ができます。これは商材が違えど、全ての商品・サービスで共通して記載できることなので、自社の強みをしっかり棚卸して、閲覧者に伝えましょう。
自社の強みが整理できたら、説明文付きで記載して、信憑性を高めます。

5.強みをまとめる

自社の強みは、ひとつではなく3つや4つ、はたまたそれ以上あると思います。したがい、自社の強みを記載するスペースが縦に長くなることが考えられます(上記コンテンツ:4.証明するの箇所)
このような場合、閲覧者というのは、ページを見ているうちにどんどん上に記載されていたことを忘れるものです。人間の記憶力というのは、一部の天才を除いて、大したことはありません。
したがい、ここのスペースでは、上記に書かれた強みの説明文を除いて、要約します。いわば、まとめ、おさらいの箇所です。

6.信頼してもらう(お客様の声・メディア掲載履歴)


いくら良い商品でも、当事者が「良い!良い!」と言っているだけのものは、信用できません。人間関係も同じ気がします。「私はいい人です」という人を、素直にいい人だと思えません(笑)
しかし、「あの人はいい人」だとか「あの人は仕事ができる」とか、人から聞いた話というのは妙に信用できるものです。第三者がこれはいいと言っているものについては素直に聞くことができるのです。
そして、それが身近な人であればあるほど、その信憑性は高まります。ですから、お客様の声には、わざわざ「主婦」や「会社員」など、その第三者と自分が近い存在か遠い存在かを示す必要があるのです。
これが芸能人であれば、なおさら高い効果が期待できるでしょう。
とにかく、ここのコンテンツは、お客様の声やメディア掲載履歴など、第三者から自社に関する評価が掲載されているものをレイアウトしましょう。信頼性が高まるはずです。
なお、例外として、誰しもが知る大手企業との取引実績の掲載も、同じような効果を期待することができます。

7.アクションを促す(フォームへのリンク)

ここでアクション導線です。クロージングするには丁度いい頃愛です。

8.全体を明らかにする(スケジュール・商品到着日)


さらにここで、購入に必要な詳しい情報を提示します。本当にその商品・サービスが必要な人ほど、細かなポイントまでしっかり目を通す傾向があります。情報が不足するというのは、決済に必要な判断材料が不足するというこです。
ここのコンテンツでは、商品購入後のサービスの進め方や、申込み後のフローなどを記載するといいでしょう。閲覧者にとっては、全体的なスケジュールを掴めて安心できます。

9.アクションを促す(フォームへのリンク)

駄目押しのアクション導線です。
なお、このアクション導線の下部、ページのフッターに、本サイトへのリンクを配置するようにしましょう。配置する理由は、全ての訪問者が一回目の訪問で成約するとは限らないため、複数回の接触が起きることを想定して誘導します。

最後に

今回は、情報を一枚にまとめることで、閲覧者に探す手間を省かせたランディングページの設計をご紹介させていただきました。
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