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直近で急激な下落があって、下方修正・悪決算の銘柄を空売りすることで下落相場のリスクヘッジを目論んでいたが、ここで理論に基づくルールを決めよう。そうでないと、明日からリバウンドが始まったら、と空売り銘柄の損について不安になってしまう。
ルール①銘柄選定
業績予想の下方修正、決算発表の来期予想が悪い銘柄を対象とする。下方修正は、連結の売り上げ、経常利益、最終利益がいずれも10%以上下がっている場合。また、四季報・過去の公告を確認し、折込済みでないことを確認する。悪決算は、来期四季報予想よりも10%以上下がっていること、結果PERが40以上になること。
ルール②銘柄選定付帯条件
流動性の悪い出来高の低い銘柄は仕手にやられる可能性がある。また総資産が低い銘柄も避ける。購入株数の100倍が平均して売買されていること、資産は50億以上を条件とする。また、購入検討時に売り残りが買い残り以上あるもの、逆日歩が発生しているものは除外する。
ルール③売り条件
ザラ場前場の発表は午後寄付にて成行売り。ザラ場後場の発表は大引けにて成り行き売り。ザラ場後の発表は翌日寄り付にて成り売り。
ルール④買い戻し条件
下方修正後に好決算見通しの発表があったとき。
終値10%利益で半分買戻しを翌日寄りで行う。その後、そこから±10%終値で翌日成り処分。10%までの下落は可能性が高いが、その後10%下がる、つまり最初から20%下落する可能性は低いので、そこまでいったらそこで利益確定する。
買値から10%上昇した場合は処分する。空売りで踏み上げられる事はもっとも避けるべきことであるので、負けを認めること。
ルール⑤PFウェイト
1銘柄は総資産の7%以内とする。今であれば、約1000万の資金であるので1銘柄70万以下。PFの25%以上30%未満を目安とする。新しい銘柄が増えてウェイトが重くなるときは、古いものから外していく。
日経の上昇、下落のトレンドに関係なく、常に一定比率で下落可能性の高い銘柄を空売りしておくことで、Value銘柄との裁定が成り立つ。明日大暴落があるかも知れない、と常に持っていることが大切であるが、状況に応じて敢えて比率を変更することは無い。あくまでルールに従うこと。その結果、直近の暴落で利益の出た銘柄の利益確定を行う。
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